銀花翠葉

アニメの感想ブログです(更新は終了しました)

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たりたりノート♪

「TARI TARI」を見ていてちょっと気に留まったこと。
光と影、明と暗、キャラの色づけ?に関して。


4話のAパート終わり。
来夏が紗羽から「おたんこなす!」と叱られる。
そのあと、落ち込んでいる来夏はずっと影の中にいる感じで、暗い色になっています。
立ち直って紗羽母のところへ走っていくとき、微妙に日の当たる場所へ出る。
で、紗羽母にお尻をたたかれて「もう~、親子~」と飛び出していく。
そのカットの最後あたりで、来夏に明るい色がつきます。
花屋へ向かってダッシュしている場面では完全に午後の陽射しを浴びて明るい。

花屋でのやりとりのあと、来夏と和奏がサシで話すシーン。
場所は、江ノ島大橋(弁天橋)のたもとあたりかな?
来夏はさいしょ、日陰にしゃがみこんでいますが、とつぜん立ち上がって上半身だけ光の中に出たり。
(このシーンは他にもおもしろい点がありましたが省略)


来夏の心情推移にあわせて、影→光、暗→明の色づけ、
という見せ方を意識的にやっているのかな、と思いました。
同じ演出が8話でも行われていた。


8話の前半。
ウィーン邸へみんなで移動しようとするシーンで、紗羽はひとりぼんやりと上の空。
「紗羽、行くよ」と呼ばれて立ち上がると、彼女は光と影の境目であたふた迷う。
4話の来夏と同じで、この表現の意味はわかりやすいですね。(※あとでここがリピートされる)
紗羽はいちおう日陰から日向へと出て行きます。
ただし、このときはまだ心が全然晴れていないため、本当の解決にはほど遠い。
ウィーン邸のベランダで和奏と言い争いになってしまう。

同話の後半。
歌声メッセージをきいて紗羽が立ち直る。
「今から行くから待ってなさいよ!」の次のカット。
家の玄関から紗羽が外へ駆け出してきますが、途中で紗羽の色の色調が微妙に明るくなるようです。
これも4話の来夏とかぶる。
その次のカットでは、上記(※)のシーンがフラッシュバックされる。
これにはたぶん二重の意味があり、映像的には日陰から日向へ、影から光へという表現の反復&強調でしょう。こんどこそ本当の解決になる。
セリフや状況から考えると、紗羽は自転車を学校に置いたままだから、馬で行くしかなかったということでしょうか?


4話と8話はコンテが同じ人(演出は違う)なので、同じ演出手法が使われてもおかしくない。偶然の一致ではないはずです。
ただ、なぜ自分が上に書いたようなことを気にするかというと、演出の分析をしたいからではなくて、(前にも書きましたが)この作品の色彩感が好きだからです。
色づかいのニュアンスが「TARI TARI」をみるときの無意識の喜びになっている。
そのへんをもっと語れたらよいのですが、なかなか言葉にできないで困る。
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