銀花翠葉

アニメの感想ブログです(更新は終了しました)

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「まどかマギカ」の評判

劇場版を作るそうですね。
いい企画ではないかな、と思います。二期をやるよりも。
総集編2本と、新作長編1本。新作は楽しみ。

でも総集編…。
あれを前後編の映画にするのはとても容易だろうと思うので、あんまり期待する張り合いがないというか。
化物語関連の方がどっちかというと見たい。

劇場版の話はNewtype12月号を買ったら出ていましたが、これ以外のアニメ関係雑誌でも、依然として特集記事がたくさん組まれているようです。
ただ、いくつか見たところ、どれも似たりよったりな記事で、新味を感じさせるものは少ない。読み飽きたようなことばっかり書かれている。

あのアニメは、わかってしまえばストーリーはシンプルだし、キャラも多くない。
それらを(良識の範囲内で)いろいろ掘り下げてみても、新しいものがそんなに出てくるはずはなくて、同じ話の繰り返しになって当然な気がする。
そんなにいつまでも騒げる作品じゃない、と思う。

それから、雑誌書籍等で批判的な意見がほとんど載らない(?)のも気になっています。
大きなアニメ雑誌とかは、一般向けの商品広告みたいな記事がメインだから仕方ないとして、もっと専門系の本でも基本的に大傑作扱いになっている。そういう場所では賛否両論あっていいと思うのだが。
ネット上ではアンチの意見をそれなりに目にすると思っていたけど、公的なメディア上では悪口はほとんど言われないようで、批判は当節ご法度にでもなっているのでしょうか。



そこら中「まどか」絶賛の大合唱みたいになっていることに、個人的にはちょっと違和感が。
あれはそんなに万人に愛されるような作品でしょうか。
オタク的な見方でネタ化しないと本当は楽しめないアニメだと思うのだが、そういうオタク的な楽しみ方が今はスタンダードになっていて、そっちの方が万人受けする、ということなのだろうか。

「社会現象化」しているというのも、(もしそうだとしたら)すごく不思議な感じ。
「エヴァ」の場合は、アニメという枠を超えてもっと大きな社会問題にまで広がっていく要素を明確にもっていたし、「アニメによるアニメ批判」的な部分を(苦しまぎれではあっても)抱えていた。
「まどかマギカ」はそういうのではなく、むしろ逆。
どちらかといえば純粋にアニメの枠内でのみ意味をもつウェルメイドの作品。
無駄な凝りようや細部の作り込みを賞玩するような見方にふさわしい。

作品から感じられる作り手の姿勢は、明らかにアニメの「外側」の社会を意識したものではないし、アニメへの自己批評的なものでもない(当り前だが…)。
気負った「メッセージ性」とは正反対で、むしろ、「職人芸」とひらき直ってみせるような屈折したダンディズムの産物という印象を、個人的には強く受ける。

ところが、そういう作品が、かえってそのために話題になって、作品に群がるオタク文化の動向が一種の「社会現象」を巻き起こしているのだとしたら、これは「エヴァ」の時とは話が逆であるような気もします。


以上、無駄なことを書きました。
世の中の評価や反応なんて自分には関係のないことです。
ただ、このまま「まどか」が歴史的な名作として語られていくことになるとしたら、何となく釈然としない…、というだけ。
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